スパイス -Spices-

日々の生活にスパイスを⑤・胡椒(ペッパー)の特徴や種類、効能

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今回のスパイスは胡椒(pepper)です。きっとあなたも、とても身近に使っているのではないでしょうか。

意外に思う方もいるかもしれませんが、胡椒もスパイスの1つです。

きっとよく知っている胡椒ですが、改めてどのようなスパイスなのか見ていきましょう。

日々の生活にスパイスを⑤・胡椒(ペッパー)の特徴と種類、効能

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ペッパー(胡椒)の概要

コショウ科コショウ属で、インドが原産地です。
胡椒は、シナモン・クローブ・ナツメグとともに世界4大スパイスとされ、世界中で様々な料理に用いられています。挽いて使ったり、ホールのまま使ったり、荒く砕いて使ったりします。

ペッパー(胡椒)は、歴史的にも古く貴重で、それでありながら抗菌・防腐・防虫作用があるとして料理や食料の保存に重宝されてきました。現在でも、とてもメジャーで用途も広く、その歴史的な背景からも、「スパイスの王様」と呼ばれます。

中世ヨーロッパでは、香辛料としては最も高価で、貨幣の代用にもされていたといわれています。大航海時代や十字軍遠征のかげには、胡椒の獲得のためという側面があるとさえいわれています。

ベネチアでは、ベネチアがこの胡椒の取引きによって繁栄していたこともあり、「天使の種子」と呼ばれることもあったようです。

1800年頃に、各地で生産されるようになり価格が下がりましたが、それまでは上記のようにずっと高価なものだったようです。

胡椒の消費期限

製造方法や保管方法などで変わってくるけど、大体2~3年といわれています。

胡椒の種類


ペッパーには種類があって、ブラックペッパー・ホワイトペッパー・グリーンペッパー(青胡椒)・ピンクペッパーなどがあります。

ブラックペッパー(黒胡椒)

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実が完全に熟する前のものを乾燥させたものです。辛味が強目で、香りがワイルドです。

肉(特に牛肉)に良く合います。

ホワイトペッパー(白胡椒)

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完全に熟した実を収穫し、水に浸し、乾燥させて、皮を取り除いたものです。ブラックペッパーより辛味は大人しく、香りも上品です。

魚や鶏肉など、淡白な味の素材に合います。

ピンクペッパー(赤胡椒)

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ホワイトペッパーと同じように完全に熟してから収穫するが、皮を剥がさないで使うものです。南米で使われる事が多く、味も香りもマイルドです。

呼び名がややこしく、ピンクペッパーという名は、代用品の事を指す事があったり、赤胡椒をそのままレッドペッパーと呼んでしまうと、それは赤唐辛子の事を指す事になります。紛らわしいです。

グリーンペッパー(青胡椒)

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グリーンペッパーと呼ぶと、ピーマンを意味することもあります。注)ピーマンは胡椒ではありません。

ブラックペッパーのように完全に熟す前に収穫して、塩漬けしたり短期間乾燥したものです。

生のものもグリーンペッパーと呼ばれます。

生の胡椒


生の状態では緑色をしています。噛むとパチンッと弾けて、ピリリと胡椒独特の辛みと香りや食感が味わえます。日本ではあまり手に入らないようです。カンボジア料理などではよく使われているようです。

塩漬けになっているものは最近日本でも出回っています。完全に熟す前の果実をゆでて塩漬けにしたり、低温乾燥したものもあり、肉料理にも魚料理にもつかわれます。


胡椒による体への影響

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胡椒を食べすぎると、刺激によって舌・胃腸などに痛みが出る可能性があります。人によっては、下痢を引き起こしやすい事もあります。舌がピリピリしたり麻痺をして味覚が低下したり、熱い冷たいなども分からなくなったりすることもあります。

喉に刺激があり、むせたり咳き込んだりすることがありますし、呼吸への影響もある場合があります。くしゃみをしたりもしますよね。
高血圧や糖尿病や不整脈がある人は、摂る量に気を付ける方が良いかもしれません。

胡椒の主な成分


ぺピリン
コショウ科の植物に含まれる独特な辛みの成分です。血管を拡張する作用やアミノ酸を運ぶ働きを促進したりする作用、脳内物質であるセロトニンやエンドルフィンを増やす作用があるようです。セロトニンやエンドルフィンは幸せホルモンとも呼ばれている物質です(詳しくはこちらのまとめを参照して下さい)。それらにより、整腸作用、血行促進作用、発汗作用、代謝促進作用、消化不良の改善作用などが期待できそうです。

カリウム
人体に欠かせないミネラルの一つです。カリウムは不整脈にも関係しているとか、欠乏による筋力や反射機能の低下など、体内のカリウム量のバランスは健康維持には重要そうです。

鉄分
胡椒100gにつき20gの含有量とされています。
※webサイト『簡単! 栄養andカロリー計算』参照

胡椒の効能

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1、抗菌・防虫防腐効果

抗菌効果や防虫効果は、胡椒に含まれる辛味成分のピペリンによる効果です。

この力が、胡椒の歴史を作る事になったのでしょう。

お金の代わりにもなる程のその効果が、その当時どのようなものだったのか想像もつかないのがなんだか不思議ですね。

2、消化促進・食欲増進作用

ピペリンが、消化酵素を刺激する、そして、血行促進作用により消化器官の働きを助け、胃腸の調子を整えたり食欲増進につながるといわれています。一緒に食べた栄養や成分の吸収率を高める効果もあるということもあって、消化促進が期待されます。

3、血行促進・栄養摂取力アップ

ピペリンの働きによって、神経伝達物質のアドレナリンの放出を促進することでエネルギー代謝が活発になったり、血菅が拡張したりと、血液が体の末端まで行き渡りやすくなります。それによって、冷え性の改善にも効果が期待されます。

血行が良くなると、血液内の栄養素濃度が高くなったり、よりスムーズに隅々までその血液を運ぶので、栄養の吸収が促進される事が期待されます。

4、ダイエット効果

ピペリンの血行促進作用は、エネルギー代謝を良くして脂肪燃焼をしやすくする事にもつながりますので、ダイエットの手助けになるようです。

5、アンチエイジング効果

ピペリンには、抗酸化作用もあるといわれています。その抗酸化作用によって、生活習慣病の予防や肌の老化防止、そして血行促進や鉄分によっても肌を整える効果が期待できます。

6、貧血の予防・緩和

胡椒は、1gあたり約0.2mgの鉄分を含んでいます。貧血に良いと言われているイチジクなどの鉄分含有量よりも割合は多いようです。胡椒は一度の食事でそんなにたくさん摂るものではないですが、鉄分摂取の足しにもなりますし、血行促進や吸収率アップなどもあり、貧血の予防や防止に一役買ってくれることが期待できます。

7、発汗作用

ピペリンには、発汗作用があるといわれています。血行促進効果や抗酸化作用もある事から、風邪のひき始めなどにも良いようです。

8、高血圧の改善

胡椒の代表的な栄養素のカリウムは、塩分の排出を促す作用があり、血圧の高い人に良いといわれています。減塩メニューは何かと味気なく物足り無さを感じてしまうのであれば、その減塩メニューの料理に胡椒を使って、味にパンチを出すこともできるなど一石二鳥なお得感もあって良いです。

スパイスらしい辛味で、血の巡りがよくなったり、アドレナリンを刺激したり、身体をホットにしてくれて元気になれそうですね。注意点として、摂り過ぎると、その刺激性で胃の粘膜を傷める可能性もありますので、個人差はありますが摂り過ぎには注意してください。

胡椒の使い方

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胡椒の香り成分は揮発性なので、挽きたてが香りも辛味も活かせます。基本的には、料理前に臭み取り、料理後には香りや辛味付けというように使われる事が多いようです。

胡椒は、とても身近なので、今更使い方がというのもどうかと思いますが、食べ合わせなども絡めてみてみましょう。

野菜

緑黄色野菜にオリーブオイルを絡めたドレッシングに胡椒を使ってサラダに。緑黄色野菜をオリーブオイルで炒めて胡椒で味にアクセントをつけた野菜炒め。この組み合わせは、アンチエイジングや美肌効果に期待が持てます。

カレー

カレーといえば、ターメリックですが、そのターメリックとの組み合わせが良いとよくいわれています。ターメリックには、抗がん作用などいろいろな良い効能があるといわれています。→詳しくはこちら。
ですが…、そのターメリックの成分は体に吸収されにくいともいわれています。

そこで、胡椒と一緒に摂ることで、より吸収されやすくなるというワケです。なんと、ターメリックだけで摂るより、数倍〜数十倍も吸収率がアップすると期待されています。

胡椒のまとめ

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胡椒はポピュラーなスパイスですが、意外と奥が深く、種類も食べ方も豊富なスパイスです。

スパイスと聞くと辛いというイメージが先に来ますが、その香りが独特な雰囲気を感じさせてくれますし、生胡椒などは触感でも楽しませてくれるものです。メインの食べ物を引き立たせつつも、一癖も二癖もあるナイスなキャラクター達を楽しんで、少しでも日々の生活を楽しむのに利用させていただきたいと思います。

ちなみに、『ピパーチ』という『沖縄の胡椒』と言われているスパイスもあるようです。ピパーチについては、また別のコンテンツとして作成するつもりです。


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こんにちは。ブログやプロフィールで自分なりの考えを綴っているので、そんな人間が書いてるのを踏まえて読んでやって下さい。
ちなみに、プロフィール写真の我が子は現在高校生になっています。

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