蜂蜜との組み合わせはいろいろとありますが、蜂蜜とシナモンという組み合わせも、美味しくて、作るのも簡単で、体にも良い事いっぱいのようです。
この組み合わせは、いろいろな症状に効果があるらしく、それが研究結果でわかるたびに、医療関係者には驚きの声があがると言われています。
そんなすごそうな蜂蜜とシナモンに、どのような効果が期待できるのか、そしてそのレシピをご紹介したいと思います。
蜂蜜シナモンの期待できる効果とそのレシピ
蜂蜜とシナモンの量のバランスにどれだけの意味があるのかは定かではありませんが、蜂蜜とのシナモンのバランスや1日の摂取量や摂るタイミングなどを、参考にできます。摂る回数が書いていないものは、基本的に1日1回です。
1、ダイエット・むくみ解消・冷え性緩和
蜂蜜適量+シナモン適量を混ぜる
蜂蜜とシナモンの相乗効果で、基礎代謝を高め、血糖値を調整してくれます。それにより、体を温めてくれたり、脂肪燃焼効果があり、むくみの緩和につながると言われています。
2、関節炎
蜂蜜大2+シナモン小1+お湯(適量)
毎日、朝晩1回づつ飲む
関節炎患者200人が、朝食前にこのレシピを摂取して、1か月以内に全員傷みが無くなったという研究結果(コペンハーゲン大学)があるそうです。他にも、多くの研究でも同じような結果が報告されているとのことです。
3、膀胱炎
蜂蜜小1+シナモン大2+ぬるま湯
飲むと、膀胱内の細菌を殺菌してくれると言われています。
4、コレステロールを減らす
蜂蜜大2+シナモン小3+紅茶450g
飲むと、約2時間ほどで、血中コレステロールのレベルが約10%下がると言われています。
5、風邪・鼻炎
蜂蜜大1+シナモン1/4+ぬるま湯(レモン汁を足しても良いようです)
風邪のひき始めに1日2回飲む
抗ウイルスと抗菌作用や効果的な栄養補給により、とても回復が早くなるとされています。
6、胃痛や胃のもたれ
蜂蜜大1+シナモン小1のペースト
毎日食べる(食事に混ぜたり)
胃の傷みや胃潰瘍やガスたまりなどを緩和してくれると言われています。
7、消化不良予防
蜂蜜大2+シナモン(パウダー)適量を混ぜる
食事前に摂る事で、胃酸過多や消化不良を助けてくれると言われています。
8、心臓の強化
蜂蜜大1+シナモン小2のペースト
朝食に食事と一緒に摂る事で、心臓発作や動脈コレステロールを減らし、心臓を強くすると言われています。
アメリカとカナダの老人ホームでは、加齢により柔軟性を失ったり、詰まってきている動脈や静脈が再生する、というような治療結果があるとも言われています。
9、免疫力UP
蜂蜜適量+シナモン適量
蜂蜜は、バクテリアやウイルスから私たちを守り、白血球を強くしてくれると言われています。そして、シナモンを同時摂取する事で、体をさらに温め、免疫力を最大限に上げてくれると言われています。
10、吹出物
蜂蜜大3+シナモン小1のペースト
吹出物に塗布して、起床したら温かいお湯で洗い流すと良いようです。
11、疲労
蜂蜜大0.5+シナモン小量+水1杯
1週間午後3時に摂取すると、活力が増加すると言われています。(ミルトン博士の研究)
12、喉のトラブル
蜂蜜適量+シナモン適量+ぬるま湯で、1日数回うがいをします。
抗炎症作用により、扁桃腺炎や咽頭炎・発生障害などに良いとされています。
13、ストレス
蜂蜜大+シナモン小1のペースト
空腹時に摂取すると、ストレスを緩和させるといわれています。そして、食欲や性欲の増進の効果もあると言われています。
14、アンチエイジング
蜂蜜適量+シナモン適量
抗酸化作用がとても高いので、若々しい体作りや老化の緩和に効果があると言われています。
15、抜け毛予防
温めたオリーブオイル+蜂蜜大1+シナモン小1のペースト
頭を洗う前に、頭部に塗布し15分置いてから(その時マッサージをするのも良いと言われています)、頭を洗います。
このように、たくさんの期待される効果があるようです。
他にも、口臭予防・難聴・歯の痛みを和らげる、さらには生殖能力UPなどなど、いろいろな効果があるということが言われています。
注意:個々の病状や症状に対し、安全で有効な判断ができるのは、主治医や薬剤師です。病気の治療は、様々な進め方がありますが、どのように治療を進めていくのかは、あなたの主治医や薬剤師と相談して行いましょう。
基本的な摂取量
蜂蜜とシナモンの量のバランスがいろいろありますが、一般的には蜂蜜1に対してシナモンが1/4で混ぜ合わせる事が多いようです。
そしてそれを、
大人は、大さじ1杯
子供は、小さじ1杯ほど(1歳未満の赤ちゃんには与えてはいけません)
そのまま食べたり、お湯に混ぜて飲むようです。
蜂蜜とシナモンの選び方
基本的に使う食材は、蜂蜜とシナモンだけです。
シンプルだからこそ、よりいっそう質の良いものを選びましょう。味や香り、体への働きも違いが出ます。
蜂蜜の選び方
蜂蜜は、日本では定義が曖昧です。厳格に規格がある欧州などと比べると、日本では蜂蜜とは言えないものも蜂蜜と呼ばれます。
蜂蜜にはいろいろな種類がありますから、それによっても期待出来る効果が違ってきます。日本の薬事法では、蜂蜜の効果を表記して販売することが禁止されていますので、どの蜂蜜が良いのかを調べるのも難しいと言えます。
その中でも、1つの目安としてのポイントをお伝えします。
1、100%天然オーガニックの生蜂蜜
基本的には高温殺菌されているものが多く、それではほとんど意味がないと言われています。液状を維持するためにも高熱処理されている製品が多く流通しているので注意が必要です。
2、マヌカハニーやシドルハニーなどの蜂蜜がより良いと言われています。
ただし、値段が高かったり、生産量が少なくて手に入れにくい場合があるので、それ以外のものでも、質の良いものを選ぶのも1つです。
→■マヌカハニーの効果・効能を10個、そして効果的な食べ方解説!
→■TCNのストロングマヌカハニー・特徴を10点PICK UP!!
シナモン
1、セイロンシナモン(スリランカ産)を選ぶ
シナモンには、長期的な仕様で肝臓障害を引き起こす場合があると言われるクマリンという物質が含まれます。その中でも、セイロンシナモンは含有率が約0.05%と低いので、ある程度継続的に使用するのであればセイロンシナモンが良いでしょう。
カシアと呼ばれる中国産やベトナム産のシナモンは、セイロンシナモンの40倍以上のクマリンが含有されています。
2、オーガニックのもの
食材全般に言えますが、どのような農薬を使ったのか、どのように作られたのかわからないものよりは、オーガニックと認められるものの方が良いでしょう。
蜂蜜シナモンのまとめ
蜂蜜とシナモン、いかがだったでしょうか。
喉や風邪、免疫の向上や酸化防止、抗炎症や心臓血管などの体の健康維持や保護のために、とても有効だと言えそうです。
そして、基本的に使うのは、たった2つの食材と水(お湯)です。だからこそ、使う素材の質にはこだわった方が、体にとっては良いでしょう。
作り方も簡単ですから、暮らしの中に取り入れやすいですね。
注意点として、1歳未満の赤ちゃんには、蜂蜜を与えてはいけませんので、気を付けてください。
蜂蜜やシナモンについては、こちらの記事に詳しくまとめてありますので、チェックしてみてください。
→■知ってた!? 蜂蜜の驚くべき美容・健康効果12選!!
→■シナモンの効果がすごくヤバイ!? スパイスの王様、シナモンの副作用と注意点
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参考
国際医療Specialist Moe!
www.sidrhoney.jp
sidrhoney.tripod.com/id9.html
www.earthclinic.com/Remedies/cinnamon_honey.html