昼過ぎに睡魔に襲われませんか?PCの前で意識が・・・なんて事はありませんか?自分は結構よくある。
それの改善に昼寝が良いらしいです。
アップルの創業者スティーブ・ジョブズさんの、「仮眠ができないような会社には来たくない」といった発言などもあるようですが、昼寝はどの程度効果があるものなのでしょうね。
よく言われているのは、
1,認知力や注意力UP
2,心臓病予防への期待
3,脳のリフレッシュ・イライラ防止
などですが、僕が5分間昼寝の実践をしている感覚では、1と3に関してはかなりのパフォーマンスアップです。ただ、注意点もあったので、ちょっとまとめてみました。
良い効果はあるの?
NASAや大学などで昼寝についての研究がされていて、NASAで言えば宇宙飛行士、大学で言えばアスリートスポーツ選手などの高いパフォーマンスを要求される人達を養成する為に研究されているようです。労働省の研究では、15分の仮眠をとったグループはそうでないグループと比較して作業効率が上がる事が分かったともあります。
そしてNASAの研究では、26分間の昼寝(仮眠)で認知力が34%アップ・注意力54%アップという結果があり、ギリシャ・アテネ大学の研究では、週3回以上30分間の昼寝(仮眠)で、心臓病による病死リスクが37%下がるという結果もあります。
ちなみに、3時間以上の昼寝はアルツハイマー型認知症の発症を促している可能性も指摘されてもいますので、昼寝をする長さなどには注意が必要そうです。
大企業でも昼寝(仮眠)を推奨していたり、時間を設けている企業が多く存在しているとも言われています。有名なところでは、ヤフーやグーグルやアップル社には仮眠室が設けられているようです。
「昼寝は夜の睡眠の3倍もの効果」と言われてもいるようで、実際はどれほどの効果なのかは定かではないにしても昼寝(仮眠)によって仕事などのパフォーマンスが上がると思って良さそうですね。
イライライラの解消
朝起きてから忙しく動き回り昼休みにやっと一息といった場合、脳はすでに疲れています。昼食の後には思考の効率も下がりやすくちょっとしたミスや頭の回らなさにイライラしやすくなります。
そしてそのイライラによって更に脳が疲れていってしまいます。
そこで昼寝を取る事で脳のクールダウンができてイライラを鎮めやすくなります。パソコンの電源をいったんシャットダウンして再起動するようなイメーでしょうか。それとも、野球やバレーボールなどの試合でタイムをとるイメージでしょうか。
そのタイムをとったり再起動するような意味合いが昼寝にはあるようです。
そもそも、健康な人でも14:00頃になると眠気が来やすい時間があってウトウトしてしまうことがわかっているようで、それは『アフタヌーンディップ』と呼ばれます。その原因は、昼食を食べた後だからということは関係なくて、睡眠不足や体内時計によるものとされています。その眠気が来た時に仮眠を少し取るのがここでいう昼寝ですね。
ただし注意点として、その眠気が強く、時間も場所も関係なく襲ってくるような場合は「ナルコレプシー」と呼ばれる疾患や無呼吸症候群などの可能性がありますので、一度医師に相談してみるのが良いかもしれません。
昼寝を過信してはいけない
昼寝はとても良いもののようですが、昼寝をすれば睡眠不足の解消になると考えてしまうのは少し問題です。慢性的な睡眠不足によって「睡眠負債」を抱えている場合、昼寝をしてもあまりリフレッシュ出来ないことが多く、そもそもの夜の睡眠をまず見直す事が大切です。
夜の睡眠時間が取れているにも関わらず寝不足感が強く昼寝をしてもリフレッシュ出来ないのであれば、やはり夜の睡眠に問題がある事が考えられます。枕やベッドや布団の見直しや就寝する部屋の温度や音などの環境の見直しが必要であったり、やはり無呼吸症候群という問題が隠れているかもしれません。
そういう点から、夜更かししても昼寝すれば問題ないと考えてしまったりして夜の睡眠を疎かにしてしまわないようにしましょう。
僕の昼寝実践からの教え
まず、寝過ぎると起きたときしばらく意識が朦朧として気持ち悪いです。そこで、5~10分で起きるように目覚ましをスマホでセットしておきます。それと、昼寝前にコーヒーを飲んでおきます。コーヒーを一口二口でも飲んでおくと目覚めた時スッキリします。
そしてもう一つ、僕は体の左側(心臓側)を下にして寝ます。これだけでも、起きたときの変な感じがかなりなくなります。
これらは、自分で色々試してみての自分のやり方なので、みんなに当てはまるかは分らないけど、試してみる価値はあるかな~と思います。
昼寝はオススメ【睡眠 生活習慣】のまとめ
いかがでしたでしょうか。
昼寝は、意外にも良い効果が期待できそうです。
日本においては、昼寝なんてするのは怠け者だというメンタリティーが邪魔をするかもしれませんし、いそがしく働いていたり動き回っている頑張り屋さんほど昼寝はとりにくいでしょうし、とろうとしないかもしれません。でも、そういう人にこそ昼寝をとる時間を確保するようにしてみてほしいです。
そして、より良いパフォーマンスとゆとりのある気分で目の前のことに取り組んでいただきたい。そう思います。
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