質の高い睡眠をとるために枕は大切なアイテムの1つといわれています。なんとなく分かっている気はするけど、枕と睡眠にはどのような関係があるのでしょうか。
そして、枕は睡眠だけでなく、肩こりや頭痛にも大きく影響があるといわれています。眠っている間の姿勢や呼吸に強い影響を与え、睡眠の質や身体に大きく関わるとみられているのは、どういった事などでしょうか。
朝起きると、首が痛い事が多いので、ものすごく気になります。
枕と身体の関係
枕が体に合わないと、どうなるのでしょうか。
1、枕が体に合わないと、眠れなくなる原因や質の悪い睡眠の原因になる。
2、枕が体に合わないと、体を歪める原因になる。体の歪みは、頭痛や肩凝り腰痛など、いろいろな不調の原因になります。
3、枕が体に合わないと、イビキの原因になる。
どれも、眠っている間の姿勢が関係するものですが、睡眠中の寝姿や寝返りのしやすさのを決める約7割は、枕が関係しているといわれています。
寝返りと寝相に悪さについてはこちらを参考に→寝相が悪いと良くないの?寝返りとは違いの?
これらの事が、日常的に症状としてあるのであれば、まずその器質的な疾患でないかのチェックをして、そうでなければ今使っている枕をチェックしてみると良いようです。
このように、眠りの質が悪くなれば、イライラの原因や体調不良の原因になり、骨格や神経や呼吸に対する影響で、肩凝りや頭痛や腰痛などいろいろな体の痛みにも繋がる可能性が高い事がわかります。
枕と頭と首と背骨
人間の頭は結構重たくて、起きて活動している間、首や肩や背骨などには結構な負担がかかり、力が入っている事になります。
頭の重さは、体重の約10%前後だといわれています。良くボーリング玉に例えられますが、体重50kgの人で5kgが頭の重さだとすると、その重さは大体11ポンドのボーリング玉になります。
ボーリングの玉を片手で上に持ち上げてみると、どれくらいの力がかかっているか想像しやすいです。
体を横にしている時に、首などをその負担から解放し、休ませる事ができます。
枕無しでも良いといわれたりもしますが、壁に背中をつけて後頭部を壁に当ててみると、少し首を後ろに倒す事になります。枕無し睡眠は、スマホなどの影響で、前に頭を倒す事によるストレートネックの人には良いともいわれてまいますが、はっきりとは分かっていないようですので、タオルなどで調整するのが良いようです。
ちなみに、睡眠の姿勢に対しての医師の指導は、枕がある事が基本のようです。
睡眠中の頭・首・背骨の理想の形は、姿勢を正して真っ直ぐ直立している状態だといわれていますので、枕があった方が良さそうですね。
枕が合っているかどうか
今の枕が、自分に合っているのか判断する簡単な方法をいくつかご紹介します。
1、眠りから覚めた時にスッキリしているか、首や肩などに痛みや違和感を感じたりしないかどうか。
2、眠りから覚めた時に枕から頭が落ちている。
3、イビキが酷いと指摘される。
4、枕の下に手を入れてしまう。
5、寝違いが多い。
なんだか、とても大雑把で、誰もが当てはまるのではないのだろうかという感じですね。
枕の調子が悪いと無意識にも体が反応してしまうという事でしょうか。
枕と睡眠の関係のまとめ
枕が体に合っていれば、枕を離したくないと体が無意識に枕に戻るけど、そうでないなら体を動かして調整しようとしたり、体から離そうとする。
動き回ると姿勢が悪くなったり、眠りが浅くなるからスッキリしない。ということのようですね。
眠ってしまっていて、気にもしないことにもなりやすいですが、少し頭に入れておくときっと、効率よく体を休めることにつながりますね。
関連記事
□質の高い睡眠とは?その効果は、寝ている時間を無駄にしないため!そして・・・zzz
□睡眠の質を上げるための7つのポイント。
□寝相が悪いと良くない?寝返りとの違いと、寝相の悪さの原因と対策4選
□良い睡眠のための音楽とその使い方、3つのポイント。
□1/fゆらぎの音・声・光とその効果はとても自然なものだった!?
こちらも合わせてお読みください→Mellow Breathの使い方