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筋肉量による健康への影響やメリットある?

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筋肉を鍛えると、若さをキープできて病気すらも近寄らせない健康力が手に入って、身体を外からも内からも守ってくれる力が強くなるらしいのです。さらに、頭も良くなるし幸せを感じる能力も高まって心も強くなるとも・・・。

そう言いつつ自分も今までは、筋肉をつけ過ぎると頭が(考え方が)硬くなったり争い事が好きになるだけで、あんまり筋肉つけ過ぎるのは良くなさそう・・・などと思っていました。

でも、ローリングストーンズのミック・ジャガーや矢沢永吉さん、他にもタモリさんはじめ色々な著名人達には、お年を召していらっしゃるけれど筋肉を鍛える事で若さやパワーをキープしている人が少なくない事に興味を持ってもいました。

このサイトのテーマにもあるように、運動は日々の生活のパフォーマンスアップには必要な要素です。

その本来の運動によって鍛えられ保たれるはずの筋肉について理解を深めて、若々しく楽しい毎日をクリエイトしていきたいところです。

【骨格筋の重要な働き】
骨格筋とは人間が意識して動かすことができる筋肉で、基本的に腱により骨にくっついています。一般的に「筋肉」というとこの骨格筋のことをイメージするのではないでしょうか。そしてその骨格筋(当記事では以後、筋肉と呼びます)には基本的な働きがあり、そこからメリットが生まれまるようです。
1、体温維持のための熱源
2
、血液の循環の補助
3
、外部からの衝撃から体を守る
4
、糖や脂質の代謝を一定に保つ
5
、ホルモンの分泌を活性化させる

◇やる気増進・筋肉量増進

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これは以前からもよく知られている事ですが、筋肉を増強すると男性ホルルモン(テストステロン)の分泌が促進されると言われています。

この男性ホルモンの作用には、アグレッシブさ(攻撃性・闘争心)・骨格筋や男性器の発達を促す等があります。という事はやっぱり争い事が好きになるのかもしれませんね。でも、後に出てきますが、それは心の健康や体の健康が筋肉を鍛える事でより良くなる事によって、「争う心」というより「元気な心」という性質に変わっていくようです。

筋肉を増やす事で男性ホルモンが増えると、その男性ホンモンがさらに筋肉を発達させるので効果が増しやすくもなります。そして、性欲や性能力も一緒に強くなる傾向があるそうです。

◇脂肪が減りやすくなってダイエット効果も健康効果も

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筋肉をつける事で、筋肉量が増え基礎代謝が上がることで脂肪が減りやすくなります。ただ、筋肉増量によるダイエットを狙うなら相当なトレーニングが必要だという事は知っておきましょう。 ダイエットというよりは、体が引き締まってボディラインが綺麗になったり格好良くなる事への効果の方が大きいのではないでしょうか。

どちらかといえば食事によるダイエットの方がより効果的である事が多いようです。食事制限をすると筋肉も落ちそうに思いますが、糖質制限をするだけなら筋肉は落ちません。

なぜなら、糖質制限をするとまずはグリコーゲンが使われた後にようやく体中にある脂肪細胞に蓄積されている脂肪が燃焼され、その脂肪が全部使われた後にやっと筋肉のタンパク質からエネルギーを使う事になり筋肉が落ちて行くからだそうです。そのような状況になるには何日も断食でもしていないと起こりにくいという事です。

という事は、合わせ技が良いのはないでしょうか。プチ断食と筋肉量UPで脂肪を燃焼させ、血管の中や細胞の中につきすぎた脂肪をデトックスするのです。筋肉はつけるけど、脂肪は減らすことでスッキリしましょう。

脂肪毒??

脂肪を減らすと健康になるのは脂肪毒が減るからです。脂肪毒とは何でしょうか???

脂肪に溜まった毒のことを指すことが多いのですが、脂肪に毒が溜まるとはどういうことなのでしょうか。食物添加物・薬・トランス脂肪酸などの現代特有の毒は油に溶けやすいものばかりです。その脂溶性の毒は体内に入ると脂肪に取り込まれどんどん溜まっていくとされています。それらの脂溶性毒は血液に出入りしながら身体中を巡っていくことになりまさに脂肪毒です。

ついた脂肪を燃焼したり減らしたりすることはそのままデトックス(排毒)に繋がります。「あの食べ物はこういう栄養があるしこの食べ物はこんな栄養価が高い」という風にたくさん食べて摂り入れようとしますが、その前に体の外に要らないものを排出して良い栄養等の為に席を空けておくことは、健康(元気で自由な体)の第一歩と言えるでしょう。

◇リンパ球が作られる

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筋肉量が多い人の方が免疫力低下によってかかる病気にかかりにくいと言われています。年配の方だと肺炎になりにくいとか、若い方だと怪我をした時にばい菌などへの抵抗力が強いということなどが簡単な例です。

この理由としては、筋肉量が多い人には免疫細胞の一つであるリンパ球が多いからだとされています。リンパ球はウイルスや細菌と戦ってくれます。しかし、リンパ球は筋肉から直接出てくるというわけではありません。筋肉を分解してグルタミンが放出、そのグルタミンがリンパ球を活性化するので結果的にリンパ球が増えるという意味合いです。

筋肉量が多いと、グルタミンが多く供給されるので結果的にリンパ球が増え働きが良くなりウイルスなどに打ち勝ちやすい状態を保つことができます。

◇ホルモンが分泌される

内分泌器官である、下垂体・甲状腺・副腎などからだけでなく、驚きなことに心臓や肝臓や骨などもいろいろな働きを持つホルモンを生産しているのですが、さらに驚きなことに筋肉もホルモンを生産しているのです。

筋肉が生産するホルモンは50種類以上あり、それらを総称してマイオカインと呼ばれています。最初に発見されたのは2003年のことでした。

このマイオカインは「若返りホルモン」ともよばれていて、運動する事によって筋肉から分泌されます。血糖値の低下・脂肪分解・認知症予防などの効果があるとも言われている期待のホルモンです。それでは、マイオカインの効果をあげてみましょう。

マイオカインの効果

○脂肪を減らす
○免疫力を上げる
○筋肉を作る
○骨を作る・骨密度増強
○炎症を抑える
○老化防止
○細胞の修復
○成長ホルモンを刺激する

すごいたくさんありますね。体の内外の強度をいっぺんに上げてくれそうな感じがします。

その中でも一番上に挙げた「脂肪を減らす」ということが、脂肪肝などの改善につながることが様々な良い効果に期待されるポイントのようです。

肝機能が上がることで結果的に血糖値の調整機能が良くなれば、動脈硬化・高血圧・心筋梗塞・脳梗塞などあらゆる生活習慣病の予防になることがマイオカインの期待されている効果です。肝機能が悪いと肌にも悪影響があることを考えると、健康的で綺麗な肌を維持するのにも良いということですね。

血糖値コントロールが、病気を予防するための大きな要因の一つだと言われていることを考えるととても有益なことです。

若返りの要素はどれもがその要素になりそうですが、成長ホルモンを刺激してくれることが大きいようです。成長ホルモンは年をおうごとに減少していきます。でも、マイオカインが成長ホルモンを刺激してくれることで、肌のシワや張りの衰えを抑制できたり骨粗鬆になりにくくしてくれたり筋肉もつきやすくなり、元気に生きる基礎を作ってくれます。

マイオカインが分泌されやすいのはどういう時か

マイオカインは下半身の筋肉から分泌されやすく、特に太ももやふくらはぎの筋肉から分泌されやすいようです。しかも、新しく筋肉が作られる時に分泌されやすく、筋肉からずっと出続けるわけではないとのことなので、常にある程度筋肉を使い続けている方が良いということのようです。

マイオカインを効率良く出すために、家から出かける前にスクワットを10回くらいして、つま先立ちをしてからかかとを戻すという動きも10回くらい行って、出かけた先ではよく歩き階段も歩いて上がることを意識するのが無理も少なく簡単で良いでしょう。頑張れる人は、回数を増やしたり負荷を強くすると良いです。

◇姿勢が良くなる

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姿勢が悪いことによる疾患やデメリットは意外にたくさんあります。姿勢の悪さは、肩こり・頭痛・腰痛だけでなく、猫背によって内臓が圧迫されて心肺機能の低下や逆流性食道炎などの内臓疾患に繋がったり、自律神経失調症やうつ病にまで引き起こすほどの影響力です。

お年寄りの一派的なイメージに腰を曲げて杖をついている姿がありますが、90歳になられていても腰がピンと伸びているお年寄りもちゃんといます。この違いは何なのでしょうか。

その大きな理由の1つに、筋肉の衰えがあります。といいますか、これがほとんど理由だと行って過言ではないでしょう。筋肉の衰えを防いで骨も丈夫に保つことで、転倒防止や怪我の防止にもつながりますし、何より姿勢が良いことで気持ちも前向きに明るくなって若々しい生活に繋がります。

◇筋肉量による健康への影響やメリットは?【生活習慣】のまとめ

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いかがでしたか?

筋肉量や筋肉を使うということがこんなにも強く健康に影響するのは意外だったのではないでしょうか。

でも、よくよく考えてみれば当たり前かもしれません。本来、体を動かさなければ食料の確保や料理を口にすることができなかったのですから。

それが現代では、貨幣という便利なものがあり経済も市場もサービスも発達して、体より頭を使うことが人が生きるための中心になっています。その分体を使わないのですから、それに合わせて体が進化でもしない限りは筋肉を使うことが欠けてしまっているわけですから、何かしら体を使う(ここでは筋肉を使う)ことが大切なのは至極自然なことですよね。

きっと昔、狩りなどに行って激しく体を使い筋肉を使う人は、体に生傷も絶えなかったでしょう。だからこそ細菌に強く傷の回復が早い必要があったと考えると自然ですし、現代でも強く体を使う仕事の人やアスリート達は傷にも強いですしタフな人が多いですもんね。

普段の生活の中で無理しすぎない程度に、よく歩いたり、グッと筋肉に力を入れて筋肉にパワーを吹き込んであげてみて下さい。

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Kazuya

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こんにちは。ブログやプロフィールで自分なりの考えを綴っているので、そんな人間が書いてるのを踏まえて読んでやって下さい。
ちなみに、プロフィール写真の我が子は現在高校生になっています。

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