オフィスで座り仕事、立ちっぱなしで疲れる割に運動不足だし足もむくむ。運動不足だし、動かずに美味しいものばっかり食べてれば・・・太りやすい。運動したいけど、疲れるのは続かないし、一人で運動って?ジム通うのとか嫌だし・・・。
そんなあなたには、「サイクリング」はもってこいかもしれません。
「ウォーキング」も良いですね。
では、「ウォーキング」と「サイクリング」、どっちもダイエットや健康維持の為の運動に良さそだけど、どんな違いがあるのかな?
サイクリングとウォーキングの違い
カロリー消費の違い
ダイエットという観点では1番気になる所ではないでしょうか。ウォーキングだと歩くスピードだったり、サイクリングだとスピードだけでなく使う自転車の違いにもよりますが・・・簡単に言ってしまうと、あまり変わらないようです。
METSという、安静時に対してその運動が何倍のカロリー消費をしているか、を表す目安の単位があります。それだと、ウォーキングで4METS、軽度のサイクリングで4METSとなります。ちなみに、約時速16kmのサイクリングで5METSです。
「自転車で約時速10km(ゆっくり)走った場合」と「約時速6km(やや早歩き)で歩いた場合」とは、だいたい同じカロリー消費のようです。
同じ時間使うなら、さほど変わらないということですね。
使う道具
ウォーキングには服やシューズ以外これと言った道具は使いませんが、サイクリングは自転車が必要です。
自転車も種類やモノによりますが、自転車自体をもっていないのならその分はウォーキングより予算が掛かる事になります。
有酸素運動によるメリット
どちらも有酸素運動によるダイエットや体力向上や健康促進へのメリットがあります。
美肌効果、便秘解消、脳の活性化、心の安定、免疫力UP、デトックス効果、などが期待できます。
どちらも下半身の筋肉を使いますが、サイクリングはハンドル等でバランスを取るためにウォーキングよりは腕や上半身の筋肉を使うので、全身運動になります。
快適さ・ストレス解消
ウォーキングは移動するスピードが遅いので、周りの景色をゆっくりと見ながら歩けますが(散歩程度のウォーキングなら特に)、サイクリングは移動スピードが早いので景色の移り変わりが早いという違いがあります。
これも、どちらも良い部分です。同じ時間でも、サイクリングだとすいすいと沢山の距離を走るので達成感が味わいやすかったり、颯爽と風を感じる疾走感が快適で、その分気分の良さは大きいです。
もちろん、ウォーキングと同じで脳内ホルモンの分泌によって心の安定や、心にやる気が出てくるという効果も期待できます。
ちなみに、同じカロリー消費分でも、サイクリングはウォーキングより疲労感が少ないと感じる人が多いようです。
サイクリングのメリット
下半身の筋力アップ
サイクリングは、ウォーキングより膝に負担をかけずに下半身の筋肉を鍛えます。下半身の筋力アップは、脂肪燃焼しやすい身体作りや健康的な身体作りの大事な要素の1つでもあるので、その2役を担ってくれます。
ちなみに、ふつにサイクリングしただけでは競輪選手みたいな脚にはなりませんから、その辺りを心配してるのなら大丈夫ですよ!
始めやすい
さあ、今日から3キロウォーキングしよう!よりは・・・
今日から30分自転車でドライブ(サイクリング)しよう!
の方が、気分的に始めやすい人が多いようです。
歩くより、自転車乗ってる方が疲労感も少ないですし、楽しい、と感じる人が多いということでしょうか。
もちろん、自転車は歩くよりも危険は伴いますので、ウォーキングでゆったりとしたペースの方がリラックスしながら運動ができて楽しい!という方も大勢います。
脳の活性化
サイクリングは、自転車が倒れないようにバランスを取る必要があります。道路も少し段差があったり障害物を避けたり交通ルールがあったりと無意識に頭を使うので、脳の活性化にもつながるといえるでしょう。
下半身の筋肉を使って血行促進、ウォーキングの記事でも書きましたが脳の活性化にもつながります。
続けやすい
走っていると景色が適度に変わっていき、疾走感があり疲れにも感じにくく、ストイックさというよりレクレーションや趣味というような感じなので続きやすいという大きなメリットがあります。
自転車の種類が豊富
サイクリングと言っても、用途によって色々な自転車があります。
大きく分けると、ロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイク、シティサイクル(ママチャリ)、ミニベロなどがあります。
サイズ選びやフィッティングはとても重要な要素ですので、激安な自転車より、ちゃんとしたサイクルショップでフィッティングまでしてもらいましょう。
選ぶ楽しみもありますし、お気に入りの自転車で気分良く走れるっていうのが良いですよね!
サイクリングのデメリット
交通ルール
自転車は、交通ルールであったり、交通事故であったり、スピードが出る分運転には気をつけないと、自分にも周りの人にも危ないといことをちゃんと認識しなければいけません。
もちろん、自転車保険にはちゃんと入りましょう。
音楽を聴きながらのサイクリングはとても危ないですから、音楽を聴きなが運動したいのであれば、ジムのエアロバイクが良いでしょう。
雨の日
公道を走ることを考えると雨の日にカッパを着て走るのはあまり良い気分でもないですし、フードで視界も悪くなります。それに、道路の白線や踏切内の線路のレールは滑りやすくて気をつけなければいけませんので、雨の日はあまりサイクリングには向きません。
メンテナンス
自転車は定期的にメンテナンスをした方が良いです。走っている途中の故障は、自分で直せる範囲なら良いですが、そうでなければとても困ります。それに、大きな事故に発展する可能性すらあります。
自転車のこぎ方のワンポイント
ペダルを置く足の位置
指の付け根の肉球みたいなところを、ペダルの真ん中に置いてこぎます。そうすることでちゃんと、ふくらはぎの筋肉も使うことになります。足の指から、ふくらはぎ、太もも、お尻などの下半身全体の筋肉を使うようにしましょう。上半身は、猫背にならないように注意です。
足首は、あまり動かさずに固定してるぐらいの方が足が安定しますし、使う筋肉のバランスも取りやすいでしょう。
サイクリングのまとめ
ストレス発散や遊び感覚で、疲れを感じにくいサイクリング。でも、ウォーキングに匹敵する運動量だけじゃなくて上半身の筋肉も使うというメリットまであるから嬉しいですね。短時間でも良いので、無理せず自分の生活スタイルに組み込める方が良いでしょう。
サイクリングは、運動不足解消、ストレス発散、筋力アップも含めてのダイエットと、一石三鳥。交通機関の代わりに使えば、一石四鳥!
自転車は、生活の中に自然と入り込んでいたり自然に取り入れられるというのが、続けやすくて効果も本物になっていくし、そういう身近さが良いですしね!
そして、食べるものも合わせて良くして行くとさらに効果は上がって、健康にまでつながりますから、おすすめです。
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