雨の朝、コーヒー、落ち着いた空気の質感、音数が少なめのちょっとファンキーな半世紀前のjazz。
たまにある、ふっ としたい感じの ひととき。
雨はなんとなく憂鬱になるものだと思いがちだったけど、最近では雨も好きになってきた。
無理やりそう思うようにしていたわけではないのだけれど、雨に対するネガティブなイメージが少なくなったようだ。
雨は、夏の車の中をすごしやすくしてくれる。
雨は、心を落ち着かせてくれる。
雨は、止んだ後の空気をおいしくしてくれる。
雨の音は、心のノイズを調整してくれるように感じる。
雨は、果物や野菜に水を与えてくれる。
雨は、大きな虹を見せてくれる
それを感じられるのは、恵まれた環境にいるからこそだということにも気が付いたから、それも一緒にありがたいことだ、と感じる。
もちろん、ひどすぎる雨は良くないこともいっぱい引き起こす。でも、それは、全てのことが同じこと。
天気が良すぎても、食べ過ぎても、食べる物がなさすぎても。力が強すぎても、力がなさすぎても。優しすぎても、厳しすぎても。
そんな思いに気付くきっかけは、雨の日のコーヒー。
雨の音と、落ち着いた空気感。
そして、心のノイズが落ち着いたら、音楽をかける。
今までネガティブに捉えていたものでも、捉え方次第だという事が分かる。
苦手だった事、ちょっと捉え方を変えてみると、面白い事が起きるかもしれませんね。