コーヒーの「消臭効果」はとても嬉しいのですが、一つ気になることがあります。「タバコ」です。
タバコとコーヒーによる口臭はどうなんでしょう。嗜好品としては、コーヒーとタバコは映画になるくらい素晴らしい相性です。でも・・・、タバコにコーヒーが重なると、口臭はどうなるのでしょう。
コーヒーとタバコの相性
禁煙が当たり前になった今日ですが、愛煙家にはコーヒーとタバコの相性は抜群です。コーヒーを淹れる香りとタバコの薄まった香りが混ざりあったなんとも言えない喫茶店の香りの良さなども好きな方は多いのではないでしょうか。
でも、これが口臭となると、どう贔屓目に言ってもどちらかといえば嫌なものです。せっかくのコーヒーの良さも相まって、よりいっそうタバコは悪者です。なぜタバコとコーヒーが口の中で良いハーモニーを作るのに、その匂いはよろしくないのでしょうか。
コーヒーとタバコによる口臭の原因
タバコに含まれているタール、このタールが臭いの原因の理由の大きな一つといわれています。タールには粘りがあり、歯や舌にへばり付きますし、それは部屋の壁紙を黄色っぽくするように口の中に残ります。
それとニコチンです。ニコチンは、血行を悪くしたり、唾液の分泌量を減らす原因になります。それによって口内の殺菌能力などが低下します。口の中は唾液量が減り乾燥するとそれだけでも口臭は強くなります。
これらの原因とコーヒーのカフェインによる相乗効果や、コーヒーそのものの香りとミルクの匂いや砂糖による匂いが重なって、独特の匂いを作り上げます。
コーヒーとタバコによる口臭の予防策4選
1、肺の中の空気の入れ替えに深呼吸
深呼吸をして、肺の中に残っているタバコの煙をできるだけ減らすことでだいぶ口臭を抑えることができます。
深呼吸には良いことがいっぱいです。
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2、うがいと水分補給
口臭の原因の一つの口の中の乾燥を緩和させて口の中を潤したり、唾液分泌を促します。そして、へばり付いてしまうタールを洗い落とします。
3、歯磨き
口の中のタールやニコチンを洗い流す意味で効果的です。ただ、水などを飲んで水分補給も一緒にしないと、歯磨き粉の匂いが微妙に絡んでイマイチ口臭がすっきりしないことがあるようです。
4、ガムを噛む
ガムを噛むのも良いです。しかし、砂糖などで甘く香りも強いガムで匂いをごまかすのはあまりお勧めしません。匂いが混ざって余計におかしな口臭になってしまっていることが多いのです。
ある程度、口の中のタールを洗い流し、水分補給をしてからガムを噛むことで、唾液分泌を促すことにもなり口臭予防になります。
コーヒーとタバコの臭いのまとめ
タバコを吸っている時点で匂いはあまり好まれないことが多いですが、少しでも抑えるには、うがいや水分補給で口の中の乾燥を抑え、唾液分泌を促すことによって抑えるのが良いようです。
そして、口臭の原因はタバコだけではありません。その他のいろいろな要因で、タバコを吸わない人でも、口臭は気になるところです。少しでもオーラルケアや体のケアなどを一緒にしていくのが良さそうです。
以外と喫煙者は意識することがないかもしれませんが、Kissをした時の味にも影響します。もちろん、相手の好み次第ですからそれが悪いということではありません。
実はニコチンは体に良いらしい、なんてことも語られることもあるようですし、コーヒーともタバコとも上手に付き合っていけると良いですね。
→コーヒーと体臭についてはこちらも
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