食ベ物 -Food-

サジージュースの栄養価が凄いらしいけど、サジーとは何?

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いろいろな果物や野菜でつくるスムージーやコールドプレスジュースがありますが、1つのフルーツから作られるサジージュースが栄養価がとても高く、凄いパワーを秘めているといいます。特に最近では、貧血や生理痛にお悩みの方に良いという触れ込みでアピールされているようです。サジーというもの自体、聞き馴染がなかったので、ササジーって何?って感じで調べてみました。

サジーは、「シーバックソーン」とか「シーベリー」とも呼ばれていて、スーパーフードとしてよく紹介されているようです。「命の果実」とか「自然の薬箱」と言われ愛されているようです。

私たちに凄いパワーを与えてくれるというサジージュース。その元である聞き慣れないサジーという果物はいったいどのようなものなのか、その特徴や歴史などを見てみます。

サジーという植物の強さ

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生命力がとても強い

サジーは、砂漠(乾燥や日照りに強い)や極寒の地(寒さに強い)や寒暖の激しい(寒暖の差に強い)地域に生息している生命力の強い植物です。マイナス40℃に耐えるとも言われています。しかも、その冬に実はなっているとのことです。

生息する地域によって栄養価に違いがあるようで、標高が高く年間降雨量が少ない乾燥地域に生息しているサジーは、特に生命力が強く、高い栄養成分を持つと言われています。

特に生命力が強く、栄養価が高いと言われているのは、「ビコアサジー」です。ビコアサジーは、標高の高い砂漠地帯に自生していて、真冬には植物がことごとく枯れ、砂嵐が吹く殺伐とした環境です。しかし、ビコアサジーはそのような環境の中で鮮やかなオレンジ色の実をつけ立ち続けているらしいです。

サジーには、厳しい自然から身を守るために植物が持つといわれるファイトケミカルがとても豊富に含まれているといわれるのが分かりますね。葉は、強烈な紫外線にも耐えれるように、抗酸化成分を豊富に持っているということで、サジーの葉は健康茶や医薬品に使われています。
ファイトケミカルとは?

サジーと砂漠の緑地化

サジーの栄養価の高さだけでなく、その生態特徴によって、砂漠の緑地化や汚染還元などにも使われていて、自分の周りの環境を植物にとって良い環境に変える力を持っていると言われています。それは、どういうことなのでしょう。

サジーの根には、放線菌という種類の菌がいます。その放線菌が空気中から、植物が生きたり成長するために必要な「窒素」を取り込むことができるのです。そして、サジーの根は土の下に伸びるというより横に横にと伸びるのです。そしてそして、その窒素を肥料に変えることができるのですから、植物が生きるための土壌を作ることになるわけです。

さらに・・・

サジーはその菌のおかげで、水がなくても空気中の窒素を栄養にして繁殖する事ができます。

サジーの名産地といえばモンゴルなのですが、もし、サジーの需要が高まれば、年々広がる砂漠地域に植林する事ができるので、砂漠の緑地化に繋がります。

そして、砂漠化により厳しい状況になってしまっているモンゴル自治区の人達の、地域産業を創り出す事に繋がると期待されています。

サジーの歴史や逸話

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チンギスハーンとサジー

チンギスハーンといえば、モンゴルの遊牧民を統一して、モンゴル帝国をつくったとされるモンゴルの英雄です。その英雄チンギス・ハーンとサジーとの逸話があります。

チンギス・ハーンは戦いで遠征中、脚を傷めてしまった馬をある土地に置いていくことになりました。

その後月日が経ち、馬を置き去りにした土地に行ってみたところ、馬の脚は癒え、更に毛並み艶やかに逞しくなっていた事にチンギス・ハーンは驚きました。

その土地はサジーの林だったようで、馬たちがサジーを食べた事によって元気になっている事がわかると、チンギスハーンもサジーを食べるようになったといわれています。

サジーの学術名はヒッポファエ・ラムノイデスと言いますが、「馬をキラキラさせる樹」という意味だそうです。

チベットの古典医学書・インドのアーユルヴェーダ

8世紀頃の医学書、四部医典という医学書にサジーが薬草として記載されているようです。古くから食され、それが体にとって有益だとされてきたことが分かります。

チベットは、周辺諸国から色々な医学が取り入れられてきましたが、インドのアーユルヴェーダからの影響が大きいとされています。

アーユルヴェーダは、約5000年という年月を経ながら、人々への効果や副作用の確認をしながら伝わってきています。そのアーユルヴェーダでサジーは、「免疫力を高める植物」として扱われています。他にも、風邪・肺炎・ウイルス感染症・抗炎症などに良いと伝えられています。

ペガサス

ペガサスといえば、ギリシャ神話やファンタジーの物語によく出てくる、白馬に羽が生えているあのペガサスです。

サジーは、そのペガサスの大好物だとされています。ペガサスは、綺麗な水とサジーしか口にしないとさているそうです。さすがペガサス、と言えますが、「さすがサジー」とも言えますね。


サジージュースの栄養価が凄いらしいけど、サジーとは何?のまとめ

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サジーは、栄養価の良さで美容や健康に有益だとして話題になっていますが、他にも色々な機能性があるとして、研究が進められているようです。

厳しい環境に活き活きと自生するサジーの持つ自然の力はとても魅力的に感じます。ぜひ、その力をありがたくいただきたいものです。


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Kazuya

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こんにちは。ブログやプロフィールで自分なりの考えを綴っているので、そんな人間が書いてるのを踏まえて読んでやって下さい。
ちなみに、プロフィール写真の我が子は現在高校生になっています。

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