多くの人は『自己正義』を持っている。特に男性の方が自己正義が強く、それを貫くことが男らしいと思っている人が多いように感じます。そして、自己正義が否定されると怒る。自己正義を全うできないと罪悪感を感じたり自信を無くしたりする。お互いの自己正義がぶつかると争いになる。悲しいな。お互いに引けないこともあるかもしれないしな・・・。
でも、その自己正義を一旦手放したり距離を置くことができるとしたらとても人間関係がスムーズになるし、争いも少なくなるのではないか?。
という気付きと、
その「自己正義」と「男の美学・女の美学」的なものは同じだと思っていたけど違うものなんだ。
という気付きが今日の気付きです。
『自己正義』は、自分が今まで苦労してきてできた信念だったり信じているものだから、大事にすればするほど怒りも悲しみも大きくなるし、作り上げてきた自己正義に対する依存度も高くなる。そして自分は正しいと強く思うようになる。自己正義同士がぶつかるときは、どちらの物語も涙なしでは語れないことも多いと思う。だからこそ、その自己正義、言い換えると「プライド」や「自分が正しいと思う価値観」のようなものを少し自分と距離を置いて持つと良いのになあと思う。
そして「自己正義」に似ているけどちょっと違う感じがするのが『それぞれの美学』。これは、自分とだけの約束事のような感じ。だからこそ、それを誰に笑われようが構わないと強く思えるから、争いに発展しないし、なんだか微笑ましいしかっこいい。
例えば、漫画やアニメの「ルパン三世」に出てくるキャラクターたちにはそれぞれが自分の美学を持っていることが多い。
でも、その美学は自分の中にある自分との自分だけの決め事だから、誰かに理解を求めてもいない。「自己正義」とは似ているようで全然違う。
うまく表現できないけれど、「自己正義」を振りかざしたり押し付けたりのではなくて、「自分の美学」を持って生きていきたいと思った。
『自己正義』と『自分の美学』は全然違う。
今日の気付きでした。
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