価値観とかバックボーンが違うと、同じ事を言っても全く正反対に認識される事がある。
例えば、僕は「ヘタ上手なバンドマン」はカッコイイと思っている。
だって、誰でも弾けるようなスリーコードやツーコードのシンプルな曲やたどたどしいようなソロ演奏なのに、メチャクチャカッコ良く弾けるのは理屈抜きで凄い!!と思っているから。
そんな僕が、「メチャクチャカッコいいけど、あの人実は不器用だし、裏のリズムとれないからね。」と言ったら、それは最大級の褒め言葉のつもり(テクニックないのに魅力的なんて理屈じゃない!!凄い!!)。
でも、一般的にはテクニックがある人が凄いし、裏のリズムもとれた方が良いに決まってる。だから、僕の褒め言葉は、その人達にとっては悪口を言っているようにしか聞こえない。
かと言って、それを踏まえていちいち褒めてるんだという事を説明したら、余計に皮肉に聞こえたりメチャクチャ馬鹿にしているようにとられかねないww
いろんなタイプの人達とお付き合いすればする程こういうズレは経験する。でも、ジャンルを超えて、このズレが起きない人やズレが少ない人との出会いも間違いなくあるし、ズレていてもお互いにそのズレをチューニングし合える人もいる。
そして、そのズレが縮まらない人も当然いる。
その場合は嫌悪感を持ってしまいがちだけど、そういう人とは一定の礼義と距離と興味を持って接する事にしている。それはそれでとても興味深い友達や知人になることもある。理解し合えないのは寂しいけど、それが悪いわけではない。とても新しい角度と感覚を自分に与えてくれるしね。「価値観が違う人との接し方の事」なんだけどね。。。
今日の気付き。
『分かり合えなくても、それはそれで面白い。(尊重すれば)』
「価値観が違う人との接し方の事」のお話でした。
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