ブレイクスルー
「ブレイクスルー」という言葉は、結構よく耳にしていてなんとなく意味が分かっているのではないでしょうか。
辞書などで調べてみると、
「行き詰まりの状態を打開すること。」
「科学技術などが飛躍的に進歩すること。」
「難関や障害を突破すること。」
「従来の考え方の枠を大きく打ち破った考え方で解決策を見出すこと。」
「突破口」「難問の解決」
などとあります。
参照:三省堂 大辞林、研究社 新英和中辞典
技術的な事を例に挙げてみます。
1、黒電話 → プッシュ回線 → 携帯電話 → スマートフォン。
2、存在すら見えなかった電気や電波の利用。
3、ラジオ → テレビやパソコン。アナログレコードやカセットテープ → CDやDVD、そしてハイレゾ。
もし、アナログレコードが分らない人はこちらの記事を読んでみて下さい。
→◆アナログレコード盤の取扱い方3点と、音質まで変わるお手入れ方法3選!
今当たり前のものであっても、少し前には想像できないものや映画の中や漫画の中にあって、実現するのは遠い先の話しだと思っていた事ばかりだという人は多いのではないでしょうか。
想像してみて下さい、戦国時代の人がテレビや飛行機を見たら・・・きっとビックリするんじゃないでしょうか。
芸能人などが、「今年ブレイクした。」という表現をされます。
その時それぞれ、その人それぞれのなかなか乗り越えられなかった壁やラインを打ち破ったり越える事を示しているのが分かります。
もちろん、頑張ったからブレイクするとは限りませんが、自分の中から生まれる波がまわりに影響する事で現実的なブレイクに繋がっていく事で本物になるのではないでしょうか。
実は壁でもなんでもないかもしれませんけどね…。
パラダイムシフト(パラダイムチェンジ)
パラダイムシフト
「その時代や分野において当然のことと考えられていた認識や思想、社会全体の価値観などが革命的に、もしくは劇的に変化すること。」
参照:wikipedia
「自分の固定観念に囚われずに物事が見たり見る事ができるようになること。」
「発想の転換。」
「同じ出来事でも、感じ方がガラッとかわること。」
などと言われています。
例をいくつか挙げて見ます。
1、ニュートン力学からアインシュタインの相対性理論へのパラダイムシフト。
2、大量生産大量消費社会(フロー社会)から持続可能社会(ストック型社会)へのパラダイムシフト。
3、ある人の言動がとても腹立たしものに感じていたが、ある事を知ったりふとした事に気が付いたことで、そのある人の言動に涙が出るくらい感動してしまった。というようなこと。
ブレイクスルー前のまだ形になっていない概念、発想の転換や変化や気付きの事です。
まだ形になるかもわからない閃きのようなものですが、これがその後の挑戦や失敗や実践の繰り返しによって形になってきて、まわりに認知され、認められ、人々に利用されていく事によってブレイクスルーします。
パラダイムシフトは、ブレイクスルーの素になるようですね。
♦︎ブレイクスルーとパラダイムシフトの違い【マインド】のまとめ
最近は、社会のパラダイムシフトの流れがとても早いですね。
今までにたくさんのパラダイムシフトが起きているのは既成事実なのですが、今からとなると何故かそれが起きるとは考えない人が多いのも特徴です。
でも、これだけ流れが速くなってくると、その流れに付いて行けるか行けないかは大きな格差を生み出すかもしれません。
大量消費社会から持続可能社会への転換も、未だにまだ気が付いていない経営者もたくさんいます。
これからどんなパラダイムシフトが起こるのか。どうその波を乗りこなすのか。先乗りか後乗りか。そして、自分の中のパラダイムシフトでどう自分を成長させて、そして次の世代に繋げていくのか。
自分の心の成長も、パラダイムシフトとブレイクスルーの繰り返しから起きます。子供の成長を観ているとそれがよく分かります。子供は、ワクワクドキドキの繰り返しなんでしょね。
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