MONEY

♦︎お金の成り立ち①物々交換と物品貨幣

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お金のない時代・物々交換と物品貨幣

《物々交換》

昔々のお話。お金が無い時代人間は生活に必要なものは、自分でつくりだすか近くの人達とつくるか何処かから調達してくるしかありませんでした。(ヒトは協力したり共有する動物で、この共有という感覚を持った事が通貨の原点かもしれませんね)

食べ物から道具まで自前でつくったり調達する自給自足は、とても効率が悪く大変な作業であった事は想像に易いです。それに、自分やその共同体では作れないものや調達できないものもあった事でしょう。

自分達でつくったり調達したものも、保存できなかったり量が足りなければ、その必要なものを持っている人や共同体にもらうしかありませんでした。そのときには自分達の持っているものとの交換をする必要がありました。
それが、物々交換といわれるものになります。

《物々交換の問題点》

あなたが海の近くに住んでいだとして、魚を焼いて食べるのに香辛料が欲しいとします。

それではと魚と香辛料を交換しようとしたら、香辛料をつくっている人にここしばらくの魚はあるから今はいらない、と言われましたとします。…不便ですね。

それではと魚を持って歩いて、欲しいものを持っている共同体を探しているうちに時間がかかれば腐ってしまうかもしれません。…不便です。

というように、物々交換はお互いに必要としていたり需要があるものが折り合わなければ成立しにくいという問題がありました。時間もかかります。とても効率が悪いわけです。ただ、1+1=2というようなとても理解しやすい考え方なので暴力的な争いが起きなければ物々交換によるトラブルは少なかったのではないかとも考えられます。(このような原始共産制と呼ばれるような社会は平等の維持が不可欠だったといわれています。)

通貨のようなものの登場(商品貨幣・物品貨幣)

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物々交換をスムーズにするために、誰かが良い事を思いつきました。

物をやり取りするときに、媒介になる物を使って物を交換する事です。

小麦や塩や牛などの、その共同体で誰もが必要としている物(それ自体に価値があるモノ)を現代のお金のようにして媒介として使っていたされています。(紀元前3300年頃には、規格化された鉢に小麦1杯がお金の役割になっていた都市があったとされています。)それによって物の交換がスムーズになりました。これを商品貨幣または物品貨幣といいます。

でも、やっぱり不便だったのです。腐ったり劣化してしまう事もあるし、家畜は単価が大きいので細かいやり取りは難しいでしょう。生きている牛3頭!で成立なら良いけど、牛1/3で成立は切り刻むわけにもいかないので、できません。

そこで、ちょっと違うものをお金として使う事になってきます。

貝殻です。世界的によく使われていたのはタカラ貝だといわれています。この貝は、とても美しく稀少でもあり皆んなが欲しがるモノだったようです。

そういえば、買・資・貯・財などの漢字は貝で成り立っていますね。

先ほどの商品貨幣と違うのは、腐りにくいとか媒介するときの単位が小さく設定できるという改善点もありますが、性質として「生活に皆んなから必要とされているモノ」から「希少価値に基づいたモノ」に比重が変わったという事です。

そして例えば、ある範囲の共同体の間で取り決めして貝殻1枚で魚1匹と交換できる、香辛料を片手分交換できる、というようにします。きっと最初は、「この魚はなかなかとれないし美味しいから貝殻2枚ぢゃないと交換は出来ないよ!」とか、「それでも欲しい!」とか、「それならいらないや!」などと、交渉してバランスをとりながら広がり定着していったことでしょう。

これらは、まさにお金の概念に他なりません。

それによって物の交換がスムーズになりました。物と物の間に共通のモノを介しただけです。あとは需要と供給のバランスです。

《貝殻通貨の恩恵と格差》

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このお金のようなモノが通用するようになったことで、どんな事が出来るようになったのでしょうか。

全部はとても書ききれないので詳しいことは専門書に任せるとして、2つ上げてみます。
1つは、分業がしやすくなり、好きな事を職業に出来るようになった事。そしてもう1つは、希少価値に基づくということの価値観から「足りない」という意識が強くなり「椅子取りゲームのような競争や不安」が生まれた事の2つです。

例えば1つ目。魚を捕る事に集中しても、その魚を売ってお金のようなものに替えておけば極端に言えば魚以外のモノは手に入れやすくなったのです。ある程度自分の得意な事や好きな事を仕事にする事ができるという事は、共同体全体の生産のクオリティは上がりやすくなります。

クオリティが上がるという事は、その振り幅に近いだけの格差が生まれる可能が大きくなった事にもなったのです。

2つ目は、希少価値があるという事はその基準のような意味合いの媒介としてのモノだったのが、それ自体に価値が生まれたようになっていく原因にもなるわけです。そしてその媒介物であるモノは、手に入れにくく量に制限があるのです。量の制限のあるモノは、多く持つ者がいるという事がそれだけ少なくなるので、不安と競争が生まれます

そして、魚を売ったお金を貯めておく事も出来るよになるわけです。
ここから物品貨幣から金属貨幣へと変わっていきます

だいぶ現代の感覚に近いてきたでしようか。続きはまた次の記事で書こうと思います。

まとめ

正確な通貨の歴史は専門書を読んでもらうとして、お金の概念が生まれ成り立っていく感覚は伝わるかなと思います。

なにげなく使っているお金かもしれませんが、お金の本質がわかると遣い方や稼ぎかたは変わってくるかもしれませんね。


〈注意〉
お金の歴史は各地域でそれぞれに違いがあります。ここでは簡単に流れをまとめた内容になっておりますので、正確な事を知りたい場合は専門書などでご確認ください。

〈関連記事〉
◆お金の成り立ち②  お金で支配する人される人たちの始まり



《こちらも合わせてお読みください》
Mellow Breath(メローブレス)の使い方
編集部NOTE : メローブレス 3つの裏テーマ

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Kazuya

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こんにちは。メニュー「MellowBretheのはじめに」のプロフィールに自分なりの考えを綴ってあるので、そんな人間が書いてるのを踏まえて読んでやって下さい。

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