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超絶技巧バカテクだけどグルービーな若手ミュージシャン『 JD Beck & DOMi 』

JD Back & DOMi

超絶技巧とかバカテクでありながら、グルービーで気持ちよく脱力系とも言えそうな感じの若い2人。ドラムとキーボードのDuoとして活動している『JD Beck & DOMi』を紹介します。※〈更新〉2022.9 現時点では、『DOMi & JD BECK』になっているようです。

以前からJD Beckのドラム演奏が気になっていて、たまにYOUTUBEなどで観ていたんですが、最近ではヘビーローテションで聴くミュージシャンになっています。

JD Beck & DOMiの演奏の個人的感想

自分にとっては、リラックスしながらも集中力を感じれるし、音数多いわりに凄いPOPだし、リズミカル、左手のベースラインとかもかっこ良くて気持ち良い音楽です。

JD Beck(Dr)は10代(2021現在)の男性で、大きく叩くパワードラムではなくて、ミュートしたデッドな音で細かく変則的にルーディメンツ的にドラムを叩きます。バカテクで変則的なリズムですが、そういった演奏スタイルの中でもリズムがとりやすく聴きやすいと感じていて、聴いていて気持ち良い演奏が多いです。

器械的でありながら、多彩な音色やリズムの変化があり、その中でシンプルにバックビートが入ってきたりして人間的な表情もあり、連打系でありながらうるさくないという感じます。
(注:自分の個人的な感想です)

自分がドラムを叩くきっかけになったのは、1999年頃?にレイクトラウドとかのブレイクビーツとかドラムンベースのようなコンピューター系のリズムを人がドラムで叩くのを見たのがきっかけだったし、他にもROOTSのようにHIPHOPのビートを叩く演奏や、ローファイに叩くドラム演奏が好きでよく聴いていたり、JAZZのドラムも好きでよく聴いています。そんな自分にはJD Beckのドラム演奏スタイルは大好物です。

DOMi(Key)は女性の鍵盤奏者で、こちらもまたバカテクなんですが、リズムがPOPで聴きやすくて聴いていて気持ち良いです。テクニックが前面に出ている音楽は音数も多いし聴いていて疲れたりちょっと引いちゃったりするんですが、そんな感じにあまりならないです。
(注:自分の個人的な感想です)

JD BeckとDEMiの出会いと経歴

2018年の 米国最大の楽器見本市NAMM Showで、SNARKY PUPPY(スナーキー・パピー)のドラマー、Robert “Sput” Searight IIと共演したことで知り合いになったようです。

NAMM Showは、毎年1月にアメリカ カリフォルニア州 アナハイムで開催されている
世界規模の楽器・音楽機材の展示会で( NAMMは「the National Association of Music Merchants」の略)、
楽器、音楽制作機器、音響機器などの新製品による、著名アーティストのライブパフォーマンスやプロダクトスペシャリストによるデモンストレーションなどがあります。

Paak、サンダーキャット、フライングロータス、ルイ・コール、アリアナ・グランデ、ルーツなどや、他にも多くの著名なジャズ、ヒップホップ、ポップミュージシャン達と共演しています。

DOMi(Domi Degalle)

DOMiは、フランスのナンシー出身。1999年生まれ。

3歳からピアノとドラムを演奏し始めました。

パリのコンセルヴァトワール(フランス国立高等音楽院)を卒業後、2017年に渡米して、ボストンのバークリー音楽大学に進学したようです。

一流のクラシック音楽を学びつつも(和声や演奏力ばっちり!)テクニカルに煙に巻く感じではなくリズミカルで、アメリカ音楽のPOP(気持ち良いリズム感)さが良い感じで融合していると感じさせるのは、こういった背景が影響しているようにも思います。

JD Beck

JD Beckは、アメリカのテキサスはダラス出身。2003年5月3日生まれ。

5歳でピアノを始めて、8歳でドラムに転向したそうです。

スネア(ピッチは高めのセッティング)やフロア・タムに色んなミュート・グッズやスプラッシュ(小さなシンバル)などを置いておくことで、余韻が短く、タイトで切れの良いデッドで超ローファイな音で、置いたスプラッシュも叩いて乾いた金属音もおりまぜていったり、その他のミュート用の小物も叩いてパーカッシブな音も混ぜながら多彩な表情を叩きだします。

JD Beck & DEMiの自分が気に入っている動画をいくつかご紹介します。
ここではYouTnbeの動画を紹介してますが、インスタでもお互いに演奏の動画とか共演者との画像をアップしています。

『 JD Beck & DEMi 』おすすめ動画

『Zildjian LIVE!』

https://youtu.be/AqgV_71X9Lc

(YouTubeで、「ジルジャンライブ JD」と検索すると出てきます。)

A Zildjian(アメリカAジルジャン社。ジルジャンの大元は1618年が最初と言われているので、約400年の歴史があるシンバルのブランド)の『Avedis Zildjian Company』というチャンネルでやっている『Zildjian LIVE!』
での演奏動画です。(アメリカAジルジャン社だと思います。)

Ghost-Note(Ghost-Note は、スナーキー・パピーのドラマーであるロバート・シーライトとパーカッショニスト、ネイト・ワースが中心になって作ったバンドです。)のメンバーに JD Beck をフィーチャーして、ゲストにDOMi、ベースはMonoNeon!というメンバーでのグルーヴィーな演奏です。
Robert Sput Searightはドラムを叩かずに、音楽を監督しています。

映像の冒頭に、JD BeckとRobert Sput SearightとDOMiのやり取りにある様なイタズラっぽい感じもJD Beck & DOMiの魅力の1に感じます。

映像に抜かれるお客さんの顔が実に良い表情していて、音を楽しんでるのが伝わってきて、音楽を感じて楽しんでることの共感で嬉しくなってきます。

ちなみに、分かる人は直ぐに気が付くと思うんだけど、その抜かれてる顔の表情でノリノリで渋い表情を見せてくれる、ユーチューバーの小学生ベーシスト、Aronthebassist がいます。

この動画の概要欄で、JD Beckの使用シンバルが記載されています。JD Beckの使うドラムセットにはシンバルが少ないのですが、ここではいつもより多くセットされているようです。

2人でDuoを結成してからは新しい方の演奏

ドラムの演奏は比較的シンプルで聴きやすいというか、JD Beck入門編的に見れる感じがします。

※最近メジャーになってきたからか、削除されちゃいましたね。動画観れなくなったのは残念だけど、お気に入りのミュージシャンが認められていくのは嬉しいでです。

ドラムの楽譜が流れる

どんなルーディメンツで叩かれているのかをチェックするのに参考になりそうな動画です。

カメラアングルが良い感じ

演奏している2人の手元や足元が見やすいです。
Nord Keyboards(キーボードのブランド)のユーチューブチャンネルNord KeyboardsのNORD LIVEの映像。

NORD LIVE

これも、Nord KeyboardsのNORD LIVEの映像です。
ドラえもんがモノグラムの柄になっているGucciのフード付きワンピース?がカワイイ。

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こちらも合わせてお読みください→Mellow Breathの使い方



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Kazuya

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こんにちは。ブログやプロフィールで自分なりの考えを綴っているので、そんな人間が書いてるのを踏まえて読んでやって下さい。
ちなみに、プロフィール写真の我が子は現在高校生になっています。

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